技能5時間目は19時からの夜間教習でした。教官に連れられて暗いバスに乗り込むと、先にバスに乗っている人がいてびっくりしました。大型二種の教習を受ける人がこの時間は2名いたようです。バスは9mと11mの2台があるのですが、私が今練習しているS字クランクには、9mのバスしか入れません。教官同士で話し合って、先に乗っていた方が11mバスに移ってくれました。構内は水銀灯が立っており、そこそこ明るくなっていますが、そこを、スモールランプだけで走ります。室内灯はつけましたが、ガラスへの写りこみを防ぐためもあって、ほんのり明るい程度です。練習内容は4時間目と同じで、クランク、S字カーブ、踏み切り、の繰り返し。
最初はクランクです。左折進入の目標にしていた青いバケツがなくなっていたので、タイヤがクランクの入り口に差し掛かったところでハンドルを切るようにしました。切り込んでいくと、助手席が道路の外側に出てしまうのですが、これでやっと前輪がコースの幅いっぱいに入ります。「とにかく大回り、大回りと思って入るんだ。もちろん脱輪しちゃうほど大回りにならない程度にね・・。」・・その匙加減がわからないんですよ・・。クランクの角に立っている棒にミラーをこすらんばかりに近づけ、右折。バスの胴体に後輪付近を照らすランプがついているので、脱輪も確認できます。1回目は右の後輪が脱輪してしまいました。次は左折。左折はハンドルを切るタイミングが遅いのか、必ず一度は切り返しをするはめになります。先生は、「大回りで切り返すほうが、小回りで切り返すよりもいいよ。自分も本番で切り返したよ。」と励ましてくれました。最後のクランク周回のとき、クランクの入り口でいきなり先生がバスを降りてしまいました。ビックリしましたが、外から車の動きを見てくれたのです。先生の指示がなくなり、自分の考えで判断しながら、ゆっくりとクランクを進みました。一応、先生がいないまま、クランクを最後まで通過できました。・・ほっ・・。
S字カーブは、左カーブが白線の上にハンドルが来るように、右カーブは後輪が路端との距離を保つことを意識しながら、ゆっくり進むとうまくいきました。カーブの出口はクランクよりも難しい右折。一応、先生にも声をかけてもらいながら、クリアしました。

クランクやS字はミラーで確認することがとても大切です。教習用のバスには、生徒が見るためのミラーに加えて、教官が見るミラーもついています。ミラーが鈴なりで、最初のうちはどのミラーを見ればいいのかわかりませんでした。今日の教習の終わりごろから、だんだんと、慣れてきたような気がします。

今日は眠いので、この辺で・・