コス太の点検と整備は日曜日だけで終わりました。今、コス太の調子は上々です。じーちゃんが急に若々しくなりました(笑)。
今回のトラブルの原因は、ガソリンと空気を混合するキャブレターの内部に大量のススが付着していた事でした。真っ黒だったそうです。キャブレターには、アクセルペダルと連動して動くスロットルバルブがあるのですが、煤が付着したため殆ど動いていなかったそうです。これではアクセルペダルをいくら踏みこんでも、パワーが出るわけがありません。クリーナーを使って掃除をし、アイドリングも調整してくれたとの事でした。
整備後のエンジンはアクセルに鋭く反応し、軽やかに回るようになりました。アイドリング音が少し高いので(大きい音ではなく、高い音)、設定を変えたのかどうか確認すると、今の回転数が規定値で、今まで煤のせいで回転が低かったのだろうとのこと。エンジンは回してあげたほうが調子が良いのだそうです。前のオーナー達は年間5000キロしか走っていなかったようですから、あまりエンジンを回す機会はなかったのかもしれません。アイドリングの回転が高くなったら燃費が悪くなるのかな、と心配しましたが、むしろ反対に伸びそうです。必要に応じてガソリンの濃度をきちんと調節できるようになったからですね。ちなみに、どんな車でも煤が溜まるんだそうです。

コス太を買って3ヶ月しかたってませんが、年代モノの車だけあって、サーモスタット、キャブレターと経年劣化するパーツのトラブルは避けられませんでした。今後もあちこちガタがくるでしょう。でも、まめに点検していれば、被害は小さくて済むので、同じバスコンの高年式車を買うよりは安く上がっています。今は、「メカを知りメンテナンスに挑戦」という本を読んでいます。自分で整備はできませんが、古い車はどこから壊れていくのか、パーツは大体いくら位なのかがわかり、参考になります。コス太じ〜ちゃんには、しばらく頑張ってもらいたいと思います。

今日の写真は、コス太の足元の雪に注目を。
雨やどり、もとい、雪を避けてコス太の下に逃げ込んでいたらしき猫の足跡です。