先週の土曜日の昼間、初の路上教習に出ました。走る前に、運行前点検について説明を受けました。タイヤの点検は、小さいトンカチでトントンとタイヤを叩き、甲高い音がしたらOKだそうです。特に、ダブルタイヤの場合は内側のパンクに気づきにくいといわれました。コス太もダブルなので、この点検方法は取り入れてみようかと思っています。バッテリーは大きなものが2個、車の左下にありました。エンジンは車の最後部。大昔のバスはボディの一部が網状になっていて冷却ファンが回っているのが車の外から見えたものですが、今では、大きなドアを上に引き上げないと見えません。一人でドアを持ち上げるのはちょっと大変でした。バスの右側面に立ち、エアブレーキの圧縮空気のタンクに溜まった水を抜く方法を教えてもらいましたが、今のバスは自動的に水を抜く機構を備えているので、長時間停車しているのでもなければ、水抜きは不要だそうです。ヘッドライトの上あたりのドアを開けるとウォッシャー液のタンクがあります。車の前ではワイパーゴムのへたり具合も確認。ブレーキオイルは運転席の足元、ブレーキやクラッチペダルの操作性、エンジンの吹け上がり方をチェックしました。燈火器系のチェックははしょりました。点検が終わってさあ発進。初めての路上なので、大通りばかりを走りました。教習所の前は国道6号、交通量のとても多い道です。乗車したときの視点の高さは、コス太とそう変わらないので気になりませんでしたが、横幅はさすがに大きいと感じました。「大型車とすれ違う時にはミラーがぶつからないよう左に寄ってね。」と先生。・・あ、そうか・・当たり前の事なのですが、普段気にしていないことは、きちんと意識をしないとできないものです。基本的に運転は楽でしたが、右折の時、信号待ちをしている車の横をバスが通過するので、うまく間隔とれているかどうかちょっとドキドキしました。また、教習所に戻る途中で、原付が右ウインカーを点滅させながら道路の端をゆっくり走っているところに追いついてしまいました。ウインカーの消し忘れなのか、一向に右折する気配はないのですが、何をするのかわからないのでついていくしかありません。時速30〜40キロで延々と走るはめになりました。後ろにはズラリと車がついてきます。バスが大きいので、後ろから原付が見えませんから、きっとドライバー達は、「あの教習車が遅いんだな」と思っているんだろうなあと想像すると、ちょっといやでした。やっと教習所に戻ってから、左曲がりのバックで車庫入れをしてといわれたのですが、実は左バックは苦手。全然できませんでした。しゅん。明日は2回目の路上、夜間教習です。