日曜日の教会学校の参加者は小学一年生の男の子でした。この日、私は「昆虫の森EX」という玩具つきお菓子についている昆虫フィギュア(10cm近いノコギリクワガタ)を用意していました。皆が来る前に、教会の入り口のマットの上に置いておくと、CS教師でお母さんでもある方が、「落ちてるわよ」と、拾い上げて机の上に置きました。さすがお母さん。「子供に見つけてもらうために、わざと下においてるんですよ」、と戻す私。さて、当人がやってきました。案の定、すぐに見つけて一言、「おもちゃだってすぐわかるよ!」たはは・・まあ、そんなものでしょう。でも、面白いことに、彼は、自分の後から先生がもう一人やってくるのに気が付くと、ささっとマットの上にクワガタを置いて驚くかどうか見ていました。真似するんですねえ(笑)。彼はいつもお兄ちゃんと一緒なのですが、この日は彼一人。ノコギリクワガタはずっと彼のお供でした。クワガタは彼の隣の席で先生のお話を聞き、分級にも参加しました。彼が帰ってから、大人の礼拝の時間にその子のお母さんが来たのでクワガタの話をすると、「持って帰りたいとだだをこねなかったんですか?」と心配の様子。いいえ、ちゃんと置いて帰りました。大丈夫です、お母さん、彼も少しずつ大人になってますよ(笑)。