みんなで教会に戻り、布団を敷き終わると2回目のお話です。このキャンプでは聖書の中でも有名な物語、「ダビデヨナタン」を4回に分けて話しました。
王子ヨナタンが羊飼いのダビデと出会い、2人は主において互いに友情を誓いあいます。その後、ダビデは王に命を狙われますが、ヨナタンは自らの危険も省みず、王の手からダビデを逃がします。それが2人の今生の別れとなりました。ヨナタンは王とともに戦死、ダビデが次の王になりました。王となったダビデは、ヨナタンとの約束を果たすため、彼の子を探します。見つかったのは、足の不自由な子。ダビデは彼に父の財産を引き継がせ、自分の子供達と同じ暮らしをさせました。
ざっと流れを書いてみましたが、まるで「○ード・オブ・○・リング」のような壮大なドラマ。映画化してくれないかな?
子供達は教会学校の常連とはいえ、殆どイベントにしか来ていないので、4回連続のお話を聞くだけでも大変そうでしたので、信仰や友情についての深い話はできませんでした。ちょっと残念でしたが、このキャンプの思い出が、彼らの中で、神様に心を開くきっかけの一つにでもになってくれればいいなと願っています。

消灯してからも、子供達は頭をつき合わせて、ボソボソと話をしています。私が注意しても逆に調子にのるばかり。う〜ん、なめられちゃってるなあ・・。別の先生に注意されて、やっと静かになりました。