教師研修会では、4つの教会に教会学校の活動を紹介してもらう時間と10の団体が出しているブースを回って自由に話を聞く時間、それから参加者が小グループに分かれてあるテーマについて話し合うという時間がありました。私が参加したのは、「子供が減って閉鎖が検討されている教会学校」について話し合うグループ。私は子供が減っている現状があったので参加したのですが、なんと私以外の参加者は皆、教会学校を立ち上げたいのに困難があって悩んでいるという人達ばかり・・。子供が少ないことを悲観するどころか、困難な状況の中で教会学校を立ち上げるにはどうしたらいいか、という方向で話が進んでいきました。結論は、もし教会に子供が来ているなら、まず、その子供たちをしっかりと愛していきましょうという事、そして、形式にこだわらず、みんなで一致して、自分達ができることをやっていきましょうという事でした。話し合いが終わると、皆の顔がとても明るくなっており、私も考え方が前向きになっていました。また、私自身が、教会学校を今後どうしていきたいのかについて、他のスタッフときちんと話しあっておらず、先走ってあれこれ不安になっていたことに気がつきました。
早速日曜日にスタッフの方と話をしてみると、返ってきた言葉は、「10年かけて学校から信頼される教会になったのだから、今は状況が悪くとも、教会学校は続けるべきだと思う」。・・・どうやら不安がっていたのは私だったようです。ホッとして、元気がでてきました。
(次回もつづきます)