日曜日はサッカーをしている兄弟が連続で来てくれました。この日のお話は「ノアの箱舟」。ストーリーを先週と今週の2回に分けることになっていて、今回は洪水の後のお話でした。お話の担当だった私は自分で構成した原稿を作っていたのですが、直前になって、やっぱりストーリー全体をしっかり頭に入れてほしいと思い、紙芝居を見せることにしました。手のひらサイズの「ポケット紙芝居」というもので、リアルな絵画表現で人物や動物、風景が描かれています。私が小さい頃から家にあった古いものですが、全く色あせておらず、まだまだ使用に耐えるものでした。
紙芝居を読んでみて感じたのは、今の3、4年生の子供達に聞かせるには言葉が堅いというか、難しいということです。以前はこの紙芝居で同じ年頃の子供達が話を理解していた事を考えると、これももまた、子供達が・・いえ、私達が皆、どんどん「やさしく、平易な言葉」を使うようになった証拠なのでしょうね。
お話の後でワークブックをしていると、世の終わりのことや、天国についての質問がどんどん出てきました。どうやら、お友達の心の中に、しっかりと洪水の物語が入ったようです。紙芝居の力を改めて実感しました。