世界的不況が日本にも深刻な問題を引き起こしていますね。派遣社員の契約打ち切り・学生の内定取り消し・正社員のリストラのニュースが後をたちません。実はこの問題が私自身にも降りかかってきました。今の職場が閉鎖されることになったのです。私は高齢の親の面倒をみるために、また、教会学校での働きを続けるために、近場で転職先を見つけることにしました。しかし、折悪しく業界全体が縮小傾向・・・、人材斡旋会社に登録し、転職カウンセリングを受けてはみたものの、「今までの経験を活かして働くなら東京方面しか求人はない。通勤2時間程は当たり前なんだから」と説得されるばかりでした。
でも、聖書を開くたびに、「神様が必ず道を開いてくださる」という励ましの言葉が何度も与えられていたので、心には平安がありました。何せ、「大型二種免許もあるし、福祉関係に興味も出てきたところだから、もしかして運輸関係か福祉関係の業界に飛び込むという道があるのかな?だったらまた色々な資格をとりたいなあ・・」などとと考えて、講座の資料を取り寄せたり、雇用保険の上手なもらい方を研究していたくらいです。
そんなある日、何気なくネットで市内の会社の求人を探していたところ、家から車でわずか10分の会社から、今の仕事と全く同じ職種の求人が出ているのを見つけました。その求人部署の管理職の方は、業界関係の知り合いだったので、早速連絡してみると、とんとん拍子に話が進み、わずか3週間で内定をもらいました。
ここなら、今までと同じように小学校前でのチラシ配布もできますし、親に何かあったとしても介護をしながら勤めることもできます。私がこんな願ったり叶ったりの職場をみつけられたことを、周囲の誰もが驚きをもって受け止めています。正真正銘の奇跡的展開でした。
私は中学生の頃から信仰を持っていますが、今までにも何度もこれと同じような経験をしています。主に感謝しつつ、これからもずっと、神様抜きには語れないような人生を歩みたいと願っています。