明石海峡大橋を見たあとは、国道28号で淡路島を縦断しました。夜中なので、周りは見えませんが、窓を開けて波の音を聞いたり、案内版を見て、自分がどんな場所にいるのかを想像しながら走っていました。郊外の暗い道を、地元ナンバーの車に続いて走っていると、いきなり左側から赤色灯をつけたパトカーが割り込んできて、前の車を追いかけていきました。狙いは前の車だったのですが、それから先、私がいくら後ろからあおられても制限速度を守って走ったという事は、いうまでもありません(笑)。

ところで、鳴門海峡の渦潮は、潮の干満が起こる時間にしか見られません。翌朝の8時20分ごろが一回目の見ごろ時間。渦の上を走りたかったので、海峡に面した道の駅で寝ることにしました。でも、何度も道に迷いながら、やっとの思いでたどりついた道の駅は、とても暗くて怪しげな雰囲気。残念ですが、さっさと退散です。次の候補は橋の手前にある高速のSAですが、一つ手前のICまで戻らないと、SAに入れません。一般道を走るだけの元気はなくなっていたので、馬鹿みたいですが、高速で一つ手前のICまで戻りました。そこで、一旦ICを降り、Uターンする場所を探していると、小さな道の駅がありました。明るくて綺麗な駅で、駐車場には先客らしい、軽トラックやワゴンもいます。こういう雰囲気ならOKなので、ここで寝ることにしました。

写真は大鳴門橋とその下の渦潮です。
橋の上は停車できないので、渡り終えてから望遠で撮りました。