8時間目は土曜日だったので、雪の中での教習でした。課題は縦列駐車。コース脇に作られた車一台分のスペースにバスを入れることです。駐車スペースの前後に黄色いポールが立っているのですが、教習所に長さの違う2台のバスがあるため、後側のポールは吊り下げ型になっており、バスの大きさに応じて前後にスライドします。・・すごい設備!・・
この日は急遽大きなバス(全長11m)で練習することになったので、ポールを後ろに下げなければなりませんでした。しかし、先生がリモコンを押してもポールが動きません。雪でスリップしているようです。練習できないのではないかとヒヤヒヤしましたが、何度もチャレンジして無事に動かすことができました。
お手本を見せてもらい、早速練習開始です。ハザードランプを点滅させながら駐車スペースの脇を0.5〜1mの間隔をあけて通過、車一台分ほど前にでて停止してから、バックを始めます。ゆっくり下がり、バスの後輪の前側の出っ張り(路端灯)が、スペースの前側の延長線上を過ぎたら、ハンドルを思い切り左へ切ります、車体がどんどん斜めになり、スペースの後端のポールが見え始めます。一番右端のポールがスペースの隅になるので、このポールがバスの右側面と一致したらハンドルをまっすぐにして、そのまま後退します。路端灯がスペースの左側の白線を越えたら、ハンドルを思い切り右に切り、サイドミラーがスペース前部のポールに当たらないように注意しながら下がります。バスの左側面がボディを平行になったらハンドルを戻し、さらに下げます。後端から50cm以内に停めなければなりません。深視力(奥行きの違いを認識する視力)が必要になる部分です。バックモニターは先生専用なので、室内からのポールの見え方を覚えて下がります。きちんとバスがスペースに入ったら、駐車ブレーキをかけて、「完了しました」といいます。何回も練習しましたが、最後にハンドルを思い切り左に切るタイミングがつかめませんでした。課題を残したまま、時間切れとなりました。