鳴沢についてすぐ、温泉に連れていってもらいました。道の駅の近くにある温泉施設は観光客用と村民用の2つがあります。観光客用は大混雑していましたが、私達は、村のお客さんということで、すいている村民用に入らせてもらいました。源泉は同じですが、料金は格安で、雰囲気もほのぼのとしています。富士山を見ながらのんびりとお湯につかりました。お風呂から出てみると、仲間達は既に広間でビールを開けています。男の人ってお風呂出るのが早いんですね。で、帰りの運転手は自動的に私。車はちょっと古いIsuzuのコモ、6人乗りの1BOXタイプのバンで、確かキャンピングカーのベース車にも採用されてる車種だと思います。エンジンはディーゼルで、ギアは5速でした。コス太より2回りほど小さいので、初めてでもとり回しには苦労はしませんでした。
鳴沢の人の家は、昔ながらの典型的な日本家屋で、なんだか田舎に帰ったような気持になりました。ご夫婦は私の両親ほどの年ですが、畑仕事をされている方らしく、日に焼けた笑顔が素敵で、とてもお元気そうでした。ご主人は猟もされるそうで、夕食のテーブルには、イノシシの焼肉やシカの刺身も並びました。他にも、味噌をつけたもぎたてのキュウリ、山椒の葉を混ぜ込んだおにぎり、山椒味噌、青唐辛子味噌、浅利の酒蒸し、オカヒジキ、摘みたての大葉を添えたまぐろのぶつ切り、イカの姿焼き、大粒の花豆の煮もの、野菜サラダ、梅漬け、カブやキュウリの漬物、茨城産メロンと沢山のお酒。テーブルには並びきれないほどの料理が並び、総勢9人でワイワイと楽しいひと時を過ごしました。