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翌朝は曇り空でした。富士山も雲の中。BMW乗りさんは仕事があるので早く帰らなければならかったのですが、朝食を食べても、なかなか決心がつかず、空を見ながら１時間以上ため息をついていました。やっと意を決してバイクにまたがると、雨がポツポツポツ・・。オニイサン、もうちょっと早く出ればよかったかもね。
私達も観光は少しだけにして、早めに帰ることにしました。観光したのは、鳴沢氷穴と富岳風穴。青木ケ原樹海の有名な溶岩洞穴です。緑の森の中、ぽっかりと口を開けた洞窟の中に降りていくと、すぐに空気がひんやりとしてきました。暗くて狭い穴を降りると、鉄格子のむこうに氷柱がにょきにょきと立っています（右上写真）。昔はここでできる天然氷を出荷したり、洞穴を天然冷蔵庫として蚕の繭や種子類を貯蔵していたのだそうです。写真を撮りながら見学していると、天井から冷たい雫がポトリと首筋に落ちてきてびっくりしました。
帰りは３台の車で出発しましたが、コス太は遅いので、みんなにおいていかれてしまいました。３連休の最終日、どうせ急いでも渋滞です。あきらめて、のんびりと帰りました。