火の山公園を出たのは20時過ぎでした。ここまで来たからには九州まで行きたいと思ったのですが、いつ橋を渡るかについては、ちょっと悩みました。結局、下関ICから中国自動車道に入り、関門橋山口県側のたもとにある壇ノ浦PAで寝て、朝になってから海峡を渡ることにしました。PAにつくころには、もう夕食を作る元気もなくなっていたので、軽食コーナーで「源平ラーメン」を食べました。細麺で豚骨スープ、紅しょうが入りの博多ラーメンです。疲れていた体にはありがたく、とても美味しく感じられました。お腹がふくれると、眠くなってしまいます。蒸し暑い夜でしたが、車に戻るとそのままバタンキューでした。
翌朝は、ディーゼルエンジンのボンボンという音で目が覚めました。ぼ〜っとした頭で、海峡を通過する船の音だろうと思っていましたが、ちゃんと起きてみると、隣の大型トラックのエンジン音。情緒ないなあ・・とちょっとがっかり。この旅では大型車の間で眠ることが多いので、すっかりディーゼルエンジン音には慣れちゃいました(笑)。
このPAは、九州に行く車と本州に来る車が混ざります。夜は長距離トラックが中心でしたが、朝になると大型バスが続々と入ってきました。売店では沢山の観光客がお土産を買いあさっています。私もつられてお土産を買って、しばらくのんびりしてから、門司に向けて出発しました。