11月初めの連休に、お台場で開催されたキャンピングカーショー「くるま旅パラダイス」へ行ってきました。今まで中古車販売店で数台のキャンピングカーを見る程度でしたので、まずはその膨大な展示数に圧倒されました。嬉しいことに、係の方にお願いすれば中に入ることもできるので、高級車のボナンザ27f(フィート)、壁面が外部にせり出す形の外国製大型高級トレーラー、銀色に輝く超人気トラベルトレーラーの「エアストリーム」などに乗ってみました。そこはもう車の中とは思えないほどの広さ、1or2ベッドルーム付きのマンションのようでした。大型トレーラーを見ていた年配のおじさんが販売店の方に「別荘のために買った土地があるんだが、そこに引っ張ってって置いてもらえるかね?」と尋ねる声も。確かにこれなら、別荘に十分です。私だったら別荘じゃなくて、自分の家がこれでもいいなあ・・などと思ってしまいました。興味を引かれたのは今人気沸騰中の軽キャンパー。あの小さいスペースをいかに有効利用するかを追求したギミックの塊です。ビルダーの1つ、スマイルファクトリーの人は話しやすかったので、常々疑問に思っていたことをきいてみました。「軽自動車よりパワフルで、かつ、省スペースな1300ccのバンをベースにした改造車が出回っていないのは何故ですか?」ビルダーさん曰く、「最近の660ccエンジン性能は非常によくなっており、高速走行も登坂性能もストレスなく走るので、乗車定員が4名でいいなら、1300の車を使う必要はないんです。」。どうやら私の軽自動車のイメージはちょっと古かったようです。ちなみに、この会社の車はエブリイのバンがベースで、後輪がなんとエアサス仕様。空気圧ポンプを接続してエアーを入れると最高6cm上げられるので、重量物を積載した時の沈み込みを防ぐことができ、カーブでの車体のロールも軽減されるとのことでした。軽自動車にエアサスなんてびっくりです。コス太にも欲しいなあ・・・と思いつつ話を聞いていました。
会場を出る頃にはあたりは暗くなっていました。お台場からはレインボーブリッジや東京タワー、大観覧車などが見えるので、すぐに帰らず、しばらく夜景を楽しみました。
写真(上)は、走行中のゆりかもめの窓から撮ったレインボーブリッジ。対岸がお台場です。
写真(下)はお台場のショッピングモールのデッキから眺めたレインボーブリッジ、東京タワー、屋形船、自由の女神像です。