コス太と、カリブを乗り比べて、感じたことがあります。
殆どの操作を機械がやってくれるというのは、本当に便利で楽です。もちろん、そのおかげで、たくさんの人が車を運転できるようになったのですから、いいことだと思います。
ただ、そうやって便利なものに慣れてしまうと、自分が使っているものがどういう風に動いているのかを考えなくなって、機械そのものに対する関心や愛着も薄くなるような気がしました。やりたい事さえ果たせるなら、それを叶えるモノがどのようなものであるかなんて気にしない、という状態です。

私は今まで、便利なモノを持てば持つほど、だんだんモノを大事にしなくなってきたような気がします。パソコンしかり、コンパクトカメラしかり、携帯電話しかり、たぶん、あらゆるものがそうじゃなかったかと思います。
今回、あえて古い車に乗り、車のことを1から勉強しなおそうと思っていますが、コス太は、運転の楽しさだけでなく、モノを大切にする気持も教えてくれているような気がしました。