鹿児島県への移動には高速道路を使いました。益城熊本空港ICから九州自動車道に入り、八代、人吉、球磨川を越えると鹿児島県、薩摩の国です。えびのJCT、溝部鹿児島空港と進み、桜島SAで休憩。おやつに、串に刺さった薩摩揚げを食べました。次の姶良(あいら)ICで高速を降り、国道10号を南下します。ここは桜島を見ながら走れる快適なシーサイドルートですが、曇りだったせいもあって、桜島は霞んでいました。鹿児島市を通過し、どんどん南下すると指宿に着きます。現在放映中のNHK大河ドラマ篤姫」ゆかりの地で、有名な温泉地です。毎日30度を軽く越す気温が続いて、暑さが苦手な友人は食欲も落ち、少々辛そうでしたが、せっかく来たのだし「砂蒸し温泉」を体験しようと言うので、砂蒸し会館にいきました。入り口でお金を払うと浴衣を渡され、「下着も全部脱いで浴衣を着て、砂浜に出てくださいね。」「え、全部?」ちょっとびっくりしました。砂まみれ、汗まみれになるので、砂浜から脱衣場に戻らず、お風呂に直接入る形になるのだそうです。浴衣で外に出ると潮風が強くて裾がめくれました。「げげ・・」裾を押さえて砂蒸し場へ直行。ここは砂浜の下に温泉が流れていて砂が暖かいのだそうです。タオルをアタマにまき、「砂場」に横になってスコップで上から砂をかけてもらいます。ほどよい暖かさと圧迫感で、体の中で血液がドックンドックンと流れているのが感じられました。サウナよりも気持ちがいいです。20分ほど入ってしまいました。もういいと思ったら砂に構わずむっくりと起き上がります。浴衣がぐしょぐしょになるほど汗が出ていてびっくりしました。建物に戻り温泉で体を洗ってからお昼にしました。暑さに強い私はお腹がペコペコ。鹿児島黒豚ラーメンを食べたところ、黒豚が驚くほど柔らかく、スープも美味しく嬉しかったです。その後はさらに南下し、薩摩半島最南端、長崎鼻パーキングガーデンに寄りました(写真下)。ガジュマルやハイビスカスなど、関東だったら温室が必要な植物がジャングルのように生い茂っており、そこにインコやキツネザル、フラミンゴなどの南国の生き物が飼育されていました。開聞岳の眺めが良い場所でしたが、残念ながら白く霞んでよく見えませんでした。

日が長いので、九州最大のカルデラ湖の池田湖にも足を伸ばしてみました。昭和53年にナゾの巨大生物「池田湖のイッシー」が目撃されたとのことで、湖畔には「(想像上の)イッシー像(写真下)」があり、売店にはイッシーのヌイグルミが売られていました。友人と二人、しばらく湖畔に座り、湖面を眺めてイッシー君が現れるのを待ちましたが、残念ながら小魚が跳ねるばかりでした。
暑いので外を歩き回っているとすぐに汗だくです。海辺に戻り、「ヘルシーランド露天風呂」に寄ることにしました。湯船からほんの10メートル程先は青く輝く東シナ海、西には開聞岳がそびえる絶景の風呂です。平日で人も少なかったので、はしゃいでいたら、転びそうになり、右手の小指を捻挫しちゃいました。この指、今もまだテーピングで固定中です。

*[教会学校]
日曜日は雨でしたが、3人のお友達が、親御さんの車で送ってもらう形で来てくれました。親御さんが協力してくださることに心から感謝しています。教会学校の前後の時間には、ダイヤモンドゲームやコピットで遊びました。昔から親しまれているボードゲームです。良いものはいつまでも廃れず残っていくものですね。