8月の終わり頃の話です。川崎市多摩区川崎市立青少年科学館のプラネタリウムを見にいってきました。つくばからわざわざ出向いたのには理由があります。ここには、日本にまだ4台ほどしかないメガスターと呼ばれる高性能の投影機が導入されているからです。一般的なプラネタリウムでは天の川を光の帯で示していますが、ここのメガスターは400万個以上の星を表現することができるので、天の川も星の集団として表すことができるのです。行ってみると、入り口で双眼鏡を渡されてびっくり。リアルな天の川を双眼鏡で楽しんでくださいというサービスです。私は普段も、双眼鏡で星雲や星団を見て楽しんでいるので、どの位リアルなのかワクワクしながら投影を待ちました。途中までは通常の投影機での星空解説。そして、メガスターに切り替わったとたん、目の前に見事なまでにホンモノのような・・いえ、多分、私が普段見上げている夜空よりもはるかに星の多い空が目に飛び込んできました。解説の方が双眼鏡で星雲や星団を見るようにと促します。双眼鏡を示された位置に向けると、普段見ているのとほぼ同じように青白いぼんやりとした光芒が視野に広がりました。凄いです。ちなみに、この川崎のプラネタリウムメガスターが設置されているのは、この投影機の製作者がこの川崎出身だったからだそうです。お近くの方、まだ見ていないなら、お勧めですよ!

青少年科学館の近くに、D51機関車と、昔懐かしい型の客車が展示されていました。ブルートレインに乗ったときも思いましたが、こういうレトロな車両って、どこか情緒があっていいですね。