連休を利用して、友人と奥鬼怒に行ってきました。雪道の運転に慣れていないので、電車とバスを使いました。東武鉄道鬼怒川温泉駅から、日光市営バスで鬼怒川の源流に向かって走ること約1時間半。行きに乗った路線バスの運転手さんは楽しい方で、背後に陣取った私達が観光客だということにすぐ気がつき、観光ポイントにさしかかかるたびに色々と説明をしてくれました。進めば進むほど、路面は圧雪で真っ白、カーブミラーがなければ対向車も確認できない場所ばかりです。峠のヘアピンカーブの下りなどは、地元の方でも通りたくない場所だという話しでしたが、「す〜ぱ〜てくにっくで、やさ〜しく運転してるからねえ」といいながらハンドルを握る姿には余裕がたっぷりありました。さすがプロです。
川俣温泉というバス停で下車、つくばをお昼に出たのですが、到着時にはすっかり暗くなっていました。凍結した下り坂を転ばないようにソロソロと降りていくと、国民宿舎に着きます。部屋にはコタツとファンヒーター、ローカルな雰囲気たっぷりです。丁度この夜は満月。青白い月の光に照らされた鬼怒川の雪景色を見ながらの露天風呂は、髪が凍るほどの寒さの中でも良い気分でした。
写真は駅と終点の間の中間地点で休憩をとっている日光市バス(上)と圧雪路(下)です。(次回に続く)